10月。関西の友達に遊ぼうと声をかけたら京都で遊んでくれることに。
おまかせでいろいろと連れて行ってもらった。
待ち合わせは三条。
地下鉄を出てすぐに目に入った、道に掛かるほど伸びた柳が綺麗だった。さらさら風に流れてて。朝の柔らかい光とよく合う。
後から写真をよく見たら橋の下にも人がいるな、、。何してたんだろ。
鴨川は浅くて綺麗ですごく好みの川。
待ち合わせまで時間があったから橋から鴨川を眺めてぼんやりしてた。
観光地だからか生活感が少なくて、この時間帯なのに通勤時間の感じが薄くて変な感覚。空気がゆるやか。
さて行くかと橋を渡る。山の方もいい眺め。
川の方は言わずとも。
合流した後は喫茶店でモーニングをする予定だったけど、そんなに時間に余裕がなかったからパス。最初の目的地まで歩き始めた。
京都ってその辺りを歩いているだけで楽しい。すぐそこに川があるっていいな。
しばし歩くと大きな鳥居。観光バスががんがん出入りしてる。平安神宮だった。
その先には紅葉しはじめた木々と、まだまだ青い山。
そして到着、目的地である無鄰菴。
明治・大正時代の政治家、山縣有朋の別荘だそうで。
建築物とか歴史とかへの関心が薄くて、普段自分だけだと選ぶことがなかったから新鮮。そして実際に訪れてみると、関心が薄いとか言ってたくせに建物も庭園もとても楽しかった。
写真を撮っていてどこも楽しかったのは勿論のこと、途中でガイドさんの解説にも参加して、それを聞いた後に改めて見てみるとさらに面白かった。山と一体となるように庭園を作れって指示とか、幼き頃に過ごした里山を意識して植えたクサボケとか、だからこうできあがったんだ〜って。二度楽しい。
無鄰菴は入場予約制。ネットで予約して決まった時間に行って、入る時にガイドさんの解説に参加するかどうかは聞かれるスタイル。
玄関に入って初っ端からこれで、この世界観に魅了される。わぁ、、ってなるよ、思わず。美し。
靴は持って移動しているからそのまま庭園へ。
庭園の中には小川もあって、静かで穏やかな時間が流れる。
最初は「なんだろね、これ〜」って言ってたのが、後のガイドでクサボケだと判明。
茶室と洋館も同じ敷地内にあり。
こちらはこちらでまた別の楽しさ。
無鄰菴、いいところでした。2時間くらいいた気がする。
お茶をつけるコースもあったから、時間やお腹に余裕があればそれもよいかも。
個人的な注意点としては川があるから暑い季節は蚊にめちゃくちゃ刺される。薬必須。
さて、この京都で遊ぼう!2023秋、出かけた先がひとつひとつ濃かったからシリーズにします。
次回はずっとやってみたかった金継ぎ体験。器じゃなくて、アクセサリーを作ったよ。