長野県の下諏訪にあるマスヤゲストハウスに行ってきた。
古い旅館を古材を使ってリノベーションして作られたゲストハウス。
木がたっぷり使われていているから温かみがあって、自然光の入り方がとても綺麗で、のんびりと過ごしているだけでなんだか癒される。
3年位前に初めて来て、そこから何回来たんだっけ。去年の夏に3回来たからこれで5回目かな。
こんなに同じ場所に何度も来るってなかなかない。しかも東京から距離があるのに。
それくらい魅力的な場所。
初めて来たときに書いたブログに
「旅行をしている」というよりも、「違う場所に生活をしにきた」という感じ。
と感想を書いていた。
ここでは旅行というよりも生活の延長のようにして過ごせる。
でも”生活の延長”といいながらもその生活はとても素敵なもので特別だった。特に初めてここに来たときは現実逃避がしたくて家を飛び出していたから。
憧れの詰まった場所となっていた。
でも今回、ここで過ごしてやっぱり素敵な空間だなぁって思うと同時に、早く家に帰りたいなぁって気持ちが湧いてた。
「早く家に帰りたい」ってここが嫌とかそういうのじゃなくて、我が家が愛しい、早く会いたい、ってそんな感じ。
とりあえず1泊で予約をしていて、連休を取っていたからそのまま連泊でも、また違う土地に旅立つでもその時の気分で選べるようにしていたけど、選んだのは「家に帰りたい」だった。
帰って来てドアを開けて電気をつけて荷物を置いてベッドにダイブして、
あぁ~帰ってきたぁ~、ってほっとした。
今のこの家がどこよりもいちばん落ち着く。大好きだ。
それから旅行中の洗濯物を洗濯して、その間にお風呂入って、荷物を片付けて、具沢山のスープを作って、
日常に帰ってきた。
ただいまただいまー。
残念ながら北向き物件だから素敵な光は入らない部屋だけど、窓が二つあるから風通しがよくて、好きなものをたくさん詰め込んでいて、自分が過ごしやすいようにカスタマイズしてるから心地いい。
もっともっとここを過ごしやすい、暮らしやすい場所にしていきたい。
外でのみんなと笑って過ごす時間は最高に楽しいし、家でのひとりでほっとする時間は心地いい。どっちも大好き。
特別じゃない日常も好きになれててよかった。