入院の可能性があったから診察で病院に行く際にあらかじめ荷物を持っていった。
家族と暮らしていれば入院が決まってから持ってきてもらえばいいけど一人暮らしだとそうはいかない。
一度家に取りに帰るのはしんどいし、誰かにお願いするのもちょっと頼みにくい。急に声はかけられないし。
そんなわけで今回は「入院の際の荷物。弱った病人が一人でサクッと運べるように最低限ver.」をまとめてみた。
入院で使う荷物はいくつかに分けられる
■ 家から持っていくもの
■ 病院でレンタルできるもの
■ 病院(または近辺)で買えるもの
たくさん運ぶことが出来るなら全部自宅から持っていけばいい。
その方が余計なお金がかからないし、慣れ親しんだものを使える。
だけどね、ひとりには大荷物はきつい。しかも病人。弱っててへろへろー。
持っていくものは最低限で!
借りれるもの、買えるものは活用!
上手く使い分けてこー!
病院でレンタルしたもの、買ったもの
何がレンタルできるのか、売っているのか、事前に調べる余裕はなかったから具体的にはわからなかったけど、大体予想はつく。
■ 病院内で着るような部屋着
■ タオル
■ 生活消耗品(ティッシュ、石鹸、シャンプー)
この辺はきっとあるだろうと予想していたので持参品からは省いた。
大当たり。
部屋着(パジャマ or Tシャツ・ハーフパンツ)のレンタルがあった。
日用品セット(タオル大中小、ボディソープ、シャンプー、コップ、歯ブラシ、箱ティッシュ)がおまけで付いてきた。
迷わず借りた。
部屋着はTシャツ・ハーフパンツにした。
パジャマに比べてTHE病人って感じじゃなくてなんかいい。
というか中学生みたいな格好。ゆるい。めっちゃ楽。
コップのことは頭になかったから助かった。飲み物はペットボトルで買うとはいえ、一応衛生面も考えると飲む分だけその幾度注いで飲む方がいい。
シャンプーはもらえたけど、トリートメントはなかったから買った。
入院中は出掛けるわけでもないし、髪がギシギシにならなければなんでもいいやーってくらいのこだわりだからコンビニで適当なやつを調達した。
持っていったもの
普段持ち歩いている鞄(A4サイズの書類が余裕で入るくらいの大きさ)とトートバッグの2つで持っていった。
基本的には普段持ち歩いてる荷物に+αで着替えとかをちょこっと、という感じ。
■ 貴重品
財布、スマホ、通帳、印鑑、保険証、病院の紹介状。
この辺りはほとんどが普段の荷物をそのまんま。
一人暮らしの家を留守にするので大事そうなものはみんな持ってきた。
お金は事前に小銭を作っておくと便利。
ちょこっと自動販売機で飲み物を買うとかコインランドリーを使うとか、そんなときに小銭がなくて一々別階にあるコンビニまで両替しに行くのはめんどくさい。
■ 行くときの格好(履き物・服装)
これはサンダルがおすすめ!!!(夏限定)
病院生活でスリッパがわりにそのまま使えてとっても便利!
履き物ってどうしても嵩張るから履いていっちゃうのがベスト。
病院に行くときの服装は着替えやすいゆるい格好がいい!
入院になったらすぐ部屋着に着替えちゃうから。
個人的にはワンピースなんかよりは上下が分かれていて脱ぎやすいものが楽でいいと思う。
ボタンのシャツと、ゆるめのパンツで行った。
■ 着替え系
・下着(2セット+身に付けてるもの=3セット)
・タンクトップ(2セット+身に付けてるもの=3セット)
・靴下(2足)
入院になるか、なったとしたら何日になるかが全くわからない状態だったから、とりあえず最低限の数で用意した。
入院病棟なら絶対に洗濯機があるはずだろうしね。
洗濯して乾かすのに1日かかると考えても3セット分あれば回していける。
靴下は正直必要かどうかがわからなかったけど、部屋の空調は自分で調整できないだろうし寝るときに足が冷えて眠れないとかなったら嫌だなーと思って一応入れておいた。
入院生活で睡眠環境はとっても大事。
靴下なんて大して嵩張るものでもない。入れとけ入れとけ。
まぁ結果としては今回は使わなかった。
■ 日用品
・手拭い
タオルがわり。手拭いだとタオルよりもコンパクト。
タオルのレンタルはあるけどそれはシャワーの時にメインで使うから、それとは別にちょっとした拭くものがあると部屋での生活に便利。
・化粧水、乳液(旅行用)、歯ブラシ、メイク用品
化粧水、乳液、歯ブラシは病院内のコンビニでも買えるけど、いつも使ってるものがいいかなーと思って持っていった。
メイク用品はアイブロウのみ。入院中は使わないけど、帰るときに眉くらいは書いて帰ろうと思って。
・音楽が聞けるもの、イヤフォン、充電器類
入院になるとしたら個室(お高い!)は選ばないと思っていたから耳栓がわりに音楽が聞けるものとしてiPod。
(画面が割れてるのは気にしないで。液晶保護シートで押さえ込んでるから大丈夫、たぶん、、、。)
イヤフォンは部屋のテレビを使用するときにも使えるからあると便利。
部屋のテレビを観る場合はイヤフォン必須。なければコンビニで買ってね、ってスタンスらしい。
あと忘れちゃいけないのがiPodやスマホの充電器。
暇な入院生活、スマホは必須!
ということは充電器も必須!
スマホがあるだけでLINEやTwitterで人と交流できるし、ブログは書けるし、写真は撮れるし(他の人に迷惑にならないように無音カメラでね)、画像編集はできるし、アプリでイラストは書けるし、Kindleで本は読めるし、Amazonで買い物の下見ができるし、ああ、もうスマホがある時代に入院で本当によかった。
こんなにコンパクトでやれることたくさん。
病棟にもよるんだろうけど、ここは通話さえしなければスマホが使えるので有り難い。
そんなわけでスマホを多用しているから充電しながら使えるように、スマホ充電器のケーブルの長さは2mがおすすめ。
短いとベッドで転がりながらいじるときに使いにくいよ。
・スーパーのビニール袋
洗濯物を一時的に入れておくのにあると便利。
まぁ事前に持っていかなくてもコンビニで買い物をすればもらえるから大丈夫だけど、ちょうどいいサイズで用意できてる方が使い勝手はいい。
■ 鞄
最初に少し書いたけど鞄について。
いつも使ってるメインの鞄と、トートバッグをひとつ持っていった。
入院生活ではこのトートバッグがとっても便利!
ごくごく普通の、A4サイズが入るくらいの大きさ。
メインの鞄はほとんどの荷物をひとまとめにしてベッド横に置いている。
それとは別に少しの荷物を持ち運べる鞄というのがあるととても役立つ。
入院生活ではラウンジに行くとか、コンビニに行くとか、散歩するとか、洗顔しに行くとか、洗濯に行くとかでちょこっとふらふらすることがちょいちょいある。
トートバッグだと点滴のガラガラに引っ掛けてちょうどいいサイズ感。
何も持っていってなければビニール袋で代用すればいいんだろうけど、わたしはトートバッグの方がいい。透けないししっかりしてるから。
ぽぽーいっと荷物を入れてふらーっとできるの気楽。
■ なくても大丈夫だけど持っていったら便利だったもの
・腕時計
部屋に時計はついているけど、個人のスペースでカーテンを閉めて区切っているから起き上がらないと時間が見られない。
スマホを見ればいいっちゃいいんだけど、ただパッと腕を見るだけで時間を確認できるのは地味にいい。
・ペンとメモ帳
ちょっとしたことを書きたいときがある。
これは人に冷蔵庫の状況を説明してるときのメモ。
あとは看護士さんからちょっとしたことを伝えられたときにメモ。
何時にどこの部屋で診察とか、何時までにこれをするとか、提出物とか。
ぼーっとしてるからすぐ忘れちゃいそうでこわいし、また聞くのは申し訳ない。
だいたいこのような感じの持ち物で問題なく入院生活が送れている。
ちょっと別枠でもうひとつ。
入院したことを連絡したら何人かお見舞いに来てくれて、そのとき差し入れしてくれたものがとても有り難かったのでご紹介。
それがこちらのクッション!
左腕がずっと点滴で繋がれていて、針が刺さっているってことにビビって(ちょっと動いてもし針が奥に行っちゃったらこわい!痛い!)腕が動かせずにいる。
そんなアホな理由で入院してから左腕が常に緊張状態。疲れた。
そんな話をしていたら持ってきてくれたクッション。
めっちゃいい!快適!!
大体こんな体勢でいる。
動かせずにいる左腕をスマホの台にして、スマホ画面は縦向き固定、ゴロゴロしながら作業サクサク。
はー、本当に有り難い。
クッションは自分で持っていくには大きすぎるし、そもそもいざ入院するまで思い付きもしなかった。
でもクッションのおかげで入院生活の快適度はぐぐーっと上がったから、もし誰かにお願いできるなら持ってきてもらいたいオススメアイテムである。
あまりに入院生活が暇なのでリアルタイムで感じたことを交えてブログ記事を更新してみました。
「一人暮らし 入院」とかで検索した人の役に立ちますよーに!