すっかり植物との暮らしが板につきまして。
少し前は「庭のある家に住んで木を植えたいな~」なんてことを考えたりもしてたけれど、なんだかんだで今のベランダ環境に満足してるので暴走は免れた。
木は植木鉢でも育てられてるしね。なんとか。
それとたぶん距離が大事だと思う、植物との。わたしはすぐ傍がいい。
近ければ近いほど良くて、本当に目の前で日々の変化を見ているのがきっと合ってる。
ベランダの配置換えをするとよくわかるけど、物理的な距離ができるほどどうしても関心が薄くなる。
日々の変化を見逃さないようなそんな距離で、小さな範囲でやっていくのがちょうどよくて、それにはこの狭いベランダは程よいと思った。
この春のうちの植物たちの記録。
あっという間に花を咲かせたヒヤシンス。近所の花屋さんで蕾の段階のものを買ってきて、たしか1週間もしないうちに開花した。
ヒヤシンスの香りを嗅ぐと小学校の教室が浮かぶ。
いい匂いなんだけどちょっと後半飽きてきてベランダに引っ越した。
ひとつ手前はガジュマル。もりもりと葉をつけて順調に育ってる。
元気に育っていくのを見てると可愛くてしょうがない。
そして手前にいくつも並んでるアボカド。
早いものだと去年の年末からやってるっていうのに全然動きが見られない。少し根が出てきたかと思うものもあったのに、そこからまさかの変化なし。
悔しくてどんどん数が増えていって現在4個。遊びに来た友人がそれ見て笑ってた。
こちら春の初めのブルーベリー。
冬のあいだ枝だけとなり枯れかけのような姿になっていて不安だったけど、暖かくなり始めたと同時に小さく新しい葉をつけた。
春ってすごい。めきめきと復活していく様子に心躍る。
ヒヤシンスに続いて冬のうちに植えておいたチューリップの葉がぐんぐん伸びてきた。
右のもさもさしているのはみんな大好きネモフィラ。爽やかな青い花のあれ。
今年はひたちなかには見に行けないだろうから家で植えることにした。うん、まぁ日比谷公園で素敵に咲いてるのを見れたけどね。
左はスミレ科のなんだったっけかな。ヴァイオレット・エヴァーガーデンの映画を観た後に唐突に植えたくなって植えた。単純。
ガジュマルの成長スピードが上がってきたからベランダへ。
代わりに部屋の窓際にきたのは多肉植物。なんかイガイガが生えてる。
部屋の中と言えばメインの木がひとつ。 金木犀。
買った当初はベランダで育ててたけど、冬のあいだ寒いだろうからって室内に入れたらそのまま定着した。近くにいるのがいいよ。
濃い深緑の葉だけだったのが、枝の先に小さな葉がにょきにょきと伸び始めた。
まだまだ生まれたての葉は光に透かすと花びらみたいに透き通って綺麗。
固さも、深緑の葉はパリッとしているのに対してこちらの葉はふにゃっとしてる。
はてさてブルーベリー。全体の色のバランスが茶色より緑が多くなってきた。
なるべく光が当たるようにベランダの端の方へ。
いくつもの葉をつけだした様子をみると、もう大丈夫なんだなって思えた。
他の葉や花が成長していく中、ヒヤシンスは終わりに向かってた。
これでもかってくらい一つ一つの花が反るように開ききって、そのあとしわしわと萎んでいった。
本当にあっという間だった。
暖かくなってきたことだし、と増やしたのが野菜たち。
野菜と言ってもトマトとかピーマンじゃなくて、普段の料理にちょこっとだけあったら嬉しいなっていうようなそんなポジションの野菜。大葉と水菜とパセリ。
天気が微妙な日が続いてたから早くたっぷりの陽を浴びさせてあげたい。
金木犀。
ついこの間まですけすけの葉だったものがいつの間にやら色濃くなってぷりぷりになってた。
こんなに変化を楽しめる木だったんだ、って育てながら知った。
部屋で金木犀を育ててる人ってあんまり聞かないけどいるのかな。
チューリップ。
葉っぱがにょきにょき育っているなーと思ったらいつの間にか蕾をつけててその蕾の先が色づいてた。
もうすぐ咲くっていうこのタイミング、すごくわくわくする。
朝 起きてカーテンを開くのが楽しみになる。
そうそう、このタイミングでいいものを手に入れた。
ガーデンバスケットという、ベランダのふちにプランターを引っかけられるようにするフック。
引っかける奥行きを調節できるタイプだからいろんなベランダに対応できて安心。
買った650型だとこのチューリッププランターが2つ並んでぴったりサイズ。
これのおかげで日当たりが抜群に。
野菜たちにいっぱい陽を浴びせてあげられる。
北向き物件ではあるけど朝は東から陽が当たる。このおかげでここでの植物との暮らしを楽しめてる。
変化のないと思ってたローズマリー。唐突に花を咲かせてた。
いや、気づいてなかっただけで日々変化してたのかも。
花を咲かせるって知らなかった。
よくよくみたら葉も冬のあいだよりもぷりっと肉付きがよくなってた。
ぎゅっと包まれていたチューリップの花びらが少しずつ隙間を作るようになってきた。
黄緑とピンクの淡いグラデーション、綺麗でいちばん好きな時期かも。
ブルーベリー。THE成長期。
すくすくと育ってくれてる。勢いがすごい。よかった~。
もうちょっとの雨風じゃ負けなそう。しっかりしてて頼もしい姿。
最初に咲いたチューリップの花は色濃くなってもうピーク、なのかな。
なのに天気が悪くて雨や風と闘い続けてる。
あまりに風が強い日は下に避難させた。
せっかく咲いたのに風でぽきっといっちゃいそうなくらい強い風の日が続いた。
風は止んでも雨の日は続く。そして次々と咲く。
雨でしっとりな姿も似合うけどねぇ。
金木犀、もうしっかりとした葉になって透けることはなくなった。
一枚一枚が大きくなったなぁ。ちょっと前まで小指の爪みたいなサイズだったのに。
またしても雨風が強くて下に避難させてた日。突然晴れてきたから慌ててカメラを持って撮った。
やっぱり陽に当たった姿も見たいなー。
室内の多肉植物。そうそう、名前を把握しないまま育ててる。
イガイガの中のいちばん大きな部分がぷっくり丸みを帯びて、これはもうすぐ何かが咲くとかそういう感じ?
ポケモンの進化待ちのようなわくわく感。
ついにきた!晴れの日!
チューリップの花びらがふわっと隙間を作ってる。
うわぁ、やっぱり陽に当たってる花ってかわいいよ~。
この薄くて淡いピンクがさらにふわっとしていて、重なりによっていろんな色を構成してるのがたまらん。すごく好き。
浮かれた勢いで絵も描いた。
イガイガが進化した。開花!黄色い花だったんだね~。
この子も朝日を浴びさせたいな。
多肉植物に続いてこちらも開花。草のもしゃもしゃからちょこんと青い花。
ネモフィラってゴールデンウィークのイメージが強かったけどもう咲き始めるんだね。
チューリップはもう花びらがバラバラになりそう。
このあとぱらりと花が落ち、立派な葉と茎だけが残った。
ブルーベリー。もうしっかり具合がすごい!
この1,2ヶ月でこんなに変わるなんて思わなかった。うれしい。
去年の秋あたりに一気に葉を全部落とした萩。
枝だけの姿になって冬を越して、これってこのあとどうなるんだろう、、?って思いつつたまに水をあげていたんだけど、新しく土からにょきっと黄緑の芽が生えてきた。
枝の根本の方にもちいさな黄緑の姿が!
4月の上旬。ネモフィラが次々と開花。
うわー、かわいい!ふわふわの淡い青と黄色。
なんというかネモフィラって特別感があったからそれが家で咲いてるって不思議な感じ。
野菜作りの方は順調で、特にパセリはにょきにょき育つ。
鮮やかな緑とぱーっと広がる育ち方は見ていて元気をもらえる。
あっという間にもりもりになったから収穫。とってもまたすぐにもりもりになるって聞いてたから、思い切ってしっかり葉が開いてるものはみんな収穫した。
生のパセリはそんなに得意じゃないから収穫後は部屋で吊るしてカラカラになるまで干す。
乾いたらそのまま使いたいときに使いたい量だけここから取っていく。
このスタイルが楽でしっくりする。ここにあると使うの忘れちゃわないしね。
にょきっとしてた萩の芽。丸みがあったものが葉に変わっていく。
このあとどうなっていくんだろう、って楽しみ。
ブルーベリーはちいさな蕾のようなものがたくさん出てきた。
このサイズでも蕾ってできるんだね。はー、おもしろい。
そんな感じの最近の植物記録でした。
2年前にこのベランダでベランダ菜園をしたときは雨の日の翌日に謎のキノコと小さな虫の大量発生に心折れて二度と植物なんて育てるもんか!ってなったくせにまさかのこの充実っぷり。
土!土が大事だよ!ちゃんとしたところのを使え~!
あと頑張って日当たりと風通しのよさを確保しろ~!
植物との生活、たのしいよー。飽き性だからこそ続けられる。
なんか最近毎日の繰り返しでつまんないなーって人におすすめです!