名前は知らないけど秋の花。たぶん。
通りがかりの花屋で買ってきてとりあえず窓際に置いてみた。
少しくすんだ淡い色が秋らしい。
涼しさも相まってようやく秋がきたんだなぁ、と実感する。
過ごしやすくていい季節ー。
この季節がずっと続けばいいのになぁ。
「どうせいつかは終わるんだし」って思考が好き。
これ最強じゃない?
なんかこうヤケクソでネガティブなようで、どうせ終わるんだからと何にでも飛び込めるようなある意味でポジティブ。
いつもね、自身のめんどくささと戦っているのですよ。
めんどくさいことも避けずにやっていこう、って思ったのについつい避けてしまってて。
サボりぐせは染み付いてる。
楽しいことを増やすより、嫌なことを減らした方が満たされやすいタイプなんだとは思う。
だからめんどくさいことはない方がいい、と極端な結論に一度辿り着いて。
「やらなきゃいけないこと」なんて何もない。好きに生きればいいさー。といろんなモノやコト、ヒトを手放してみた。
これはある意味正解。
でも実際にやってみて、結果すっきりしつつも味気なく。
全部を避けることはないかな、と思い直して。
そんな行ったり来たりを繰り返してる。
「どうせいつかは終わるんだから。」
めんどくささとぶつかったときはこれを思い出すように意識してる。
人付き合いも、仕事も、人生も。
いつか最後は終わる。
どうせ終わるんだから、どうせやるなら味わい尽くした方が終わるときに振り返って満足できるんじゃないか。
生きてるだけでしんどいことが多かったからしんどいことが少ないことに憧れてきたけど、今は一段落したからか終わりのときに「なんか特別しんどくなかったけど、何もなかったなー」というのも寂しいなーなんて考えてる。
人間ないものねだりをするものです。
特別やりたいことなんてない。
何もないから幅広くあれこれ試してみる。
次はなにをしようか。どこに行こうか。
あ、めんどくさいことをなんでも受け入れるってことじゃない。いらないものはいらない。
今、他者と喧嘩というものをしてる。
ごちゃごちゃと考えることが止まらないし、泣いたり怒ったりと感情をかき乱されるし、どう伝えれば伝わるのか、受け入れやすいのかと頭を抱えさせられる。
最高ーにめんどくさい。
このこと自体がめんどくさいし、めんどくさい自分もめんどくさい。
極端思考だから、もういいやーいっそのこと関係もろとも終わらせてしまえー、深入りすることが絶対的な正解とは限らないー、合わないときは距離を取るのが正解だよー、と一瞬よぎるけど、まぁもうちょい頑張ってみようとこれまた行ったり来たり。
どうせいつかは終わるんだし。
なんだか日々が濃くなってて、めんどくさくて面白い。
誰と関わるか、何をして過ごすか、どこへ行くか、なんでも選び放題で、何に自分が反応するのかわからないから飛び込んでみるしかない。
どうせいつかは終わるんだし、大丈夫。