セパレートティー。
一杯のコップの中で2つの飲み物が混ざり合うことなく二層となる。
その層がなんだか不思議で綺麗。
学生時代はしょっちゅう作ってた。
文化祭で喫茶店にも出した。
そういえば社会人になってからは全く作ってないなって思って久しぶりに作ることにした。
作り方はざっくりとしか覚えてなかったけど、下の層にする飲み物の糖を多めにして重くする、反対に上の層にする飲み物の糖は少なくさせて2つが混ざり合わないようにさせればいい。
むかしは紅茶(ダージリンだったかな)とオレンジジュースの組み合わせでやることが多かった。
今日はどうしよう。
色が綺麗なのがいいなと思って紅茶はローズヒップにした。鮮やかな赤。
そしたらそれに組み合わせるのは薄い色がいいだろうからという理由からグレープフルーツジュース。
味の組み合わせとしてもきっと悪くない。
紅茶は色がしっかりと出るように濃いめに煮出す。
そこに砂糖をたっぷり加えて溶かす。
ジュースはかならず100%のものを使う。
これで用意は終わり。
あとはコップに紅茶を注いだあとに、ジュースをスプーンを使ってゆっくりゆっくり注ぐだけ。
注ぎながら写真を撮るなんて器用なことは出来なかったからイラストで説明。
スプーンを使って注ぐというのはこういうこと。
ピンク色が紅茶、オレンジ色がジュースね。
紅茶をコップの半分まで入れたらその上からジュースを注ぐのだけど、普通に上から注いでしまうと勢いがありすぎて混ざってしまう可能性が高い。
そこでスプーン。
紅茶の入ったギリギリのところでスプーンを使ってジュースを一旦受け止めて、コップ沿いからそーっとそーっと注いでいく。
するとジュースが紅茶の上に綺麗に乗っかっていく。
そしてそれが層になる。
でーきた!
ちなみにこれは3回目。
過去2回は混ざってしまって層にならなかった。
砂糖の量を調整したり、注ぎ方を丁寧にしたり、そんな末での綺麗な二層。
見た目にこだわってみるのもたまにはいいなって思う。
わぁっ、ってなんだか気持ちが浮き立つ。
誰かが遊びに来たときに出してみよう。