きまぐれハチログ

思いつき行動多めの日常記録。一人暮らし/シンプルライフ/写真/お出かけ/料理

きまぐれハチログ

人と暮らしたいなって思うようになった。

帰ってきてほっと安心できる場所っていいなって思って。

精神的な安全地帯。そういう場を作りたい。

 

 

昨夜は友だちの家に遊びに行ってきた。

仕事帰りに駅で待ち合わせをして一緒に帰った。

途中でスーパーに寄って夕飯の買出し。

 

ご飯作るよ~って話してたからリクエストを聞いてたんだけど、「気力がなくて何も浮かばない。でもお腹は空いてる。」ってことだったから結局わたしが食べたいものになった。

今夜は魚に決定。あとはあっさり食べられるもの。

 

 

食材を買い終えて家に向かっていたら生活雑貨のお店が目に入った。

ガラス越しに見える落ち着いた雰囲気のディスプレイが素敵だった。お皿がいっぱい。

「こういう感じのお店好きー。」って口にしたら「じゃあちょっと入ってみよう!」ってさっと促してくれた。

お店に入ったらふわ~っとお互い自然とふらふらして、一通り見終わった頃にすーっと戻ってきて「じゃ、行こっか。」って心地いい距離。

 

 

「こっち近道なんだよ。」っていつも通る道とは違う、少し覚えにくそうな道を通って家に向かう。

「そこのカレー屋さん、おいしいんだよ。」とか「借りてたあの本の作者さんの生活いいよね。」とか「今日は月が細い。」「白い花が咲いてる。」と話題はぽんぽん飛ぶ。

 

話してるうちに帰ってきてた。

 

 

おばあちゃんちのような雰囲気のシェアハウス。

明かりが優しい。

 

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この家の台所は広くて、少しごちゃごちゃしていて、なんだか味があって好き。

作業台兼食卓がL字になった台所のすぐそばにあって、作ったものをそこにぽんぽんと置いていく。この食卓の近さがいい。

 

 

人の家の台所を使うのって楽しい。

普段と違う調味料や調理器具。

意外とないものも多くて、縛りの中でどう工夫するかを考えるのも面白い。

逆にあるものも新鮮。

ガスのコンロや、コンロが2口あること、作業台が広いこと、鉄のフライパン。

少し使い慣れないけど、でもやっぱりいい。料理がしやすい。

 

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「人と暮らしてみたいって思うようになったんだよ。」って最近の心境の変化を話してみた。

「変わったねぇ。」というのが最初のリアクション。

「自分の中に誰かを入れたくないっていうのが強かったのに。いいと思う。」

 

 

「人と暮らすってめんどくさいけど楽しいよ。」「今は人と暮らしたくないって人も多いけど、人と暮らすっていいよ。」

そばで料理をしながら話を聞いてたシェアハウスの住人が笑って話してくれた。

 

 

「どんな人がいいの?」と聞かれた。

一緒に住むので重要なこと、、、「ご飯を食べるのが好きな人?」

ぱっと浮かんだことを言ってみたら「それじゃ範囲が広すぎだよ。」とさらに回答が求められた。

あとは「一緒にいて楽な人」だけど一緒にいて気が楽かどうかなんて実際に一緒に過ごしてみないとわからないしなー。

これって好きな人間のタイプでもいいのかな?って思って回答を足した。

 

 「生きてく力が強い人。レールから外れてもふわっと生きれる人が見てて面白いから近くにいたらいいなー。」

そしたら今度は「それはいきなりハードルが上がるね。」って難しい顔をされた。

 

 

「じゃあやっぱり食べることが好きな人がいい。食べるっていってもさ、グルメとかお洒落なご飯とかそういうのじゃなくてこんな感じなの。」

食卓に並べたご飯を見ながら説明した。

 

「こんな生活を一緒に楽しめる人がいい。」

 

塩をまぶして蒸し焼きにしただけの魚。

去年自分で作ったんだよーって冷蔵庫から出してくれた味噌を使って作った具だくさんの味噌汁。

冷やっこを用意してたら横からそっとキュウリの漬け物を添えてくれた。

ご飯がちょっと残ってたと言ってタッパーから出してくれた玄米と麦のご飯。

友達にもらったというこんにゃく。

 

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華やかさはないけど落ち着いた温かい食卓。

ひとつひとつがすごくおいしい。

こういうのを楽しめて、おいしいねって話しながら日々過ごせたらいい。

 

 

そんな妄想話をしつつ、食後はいれてくれた温かいお茶を飲みながらのんびり過ごした。

 

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お茶の話、体調の話、今年の春の話、前にシェアハウスに住んでいた友達の話、実家の庭でとれた実を漬けて作ったお酒の話、電車での通勤が嫌だから自転車で通いたいって話、仕立て屋さんをやってたおじいさんにもらった大きな板の話、あとはなんだったかな。

寂しさに対して思うこととか、ネガティブな部分も前よりさらっと話せるようになった。

 

ときどきぼーっとしてることもあるけど、会話に間があっても気にならないから不思議。

話して、途切れて、また自然と始まって。

ゆるくゆるくそれの繰り返し。

 

 

こういう穏やかな他者との時間を知れたから、人がいる生活への抵抗が減ったんだと思う。

ひとりは楽で好きだけど、誰かと過ごすのも悪くない。

穏やかな時間は心を軽くしてくれる。

 

 

この日の夜は久しぶりに深く眠れた。